どうも、氷河期おじさんです。
今日は、療養型病院に入院している親父の面会に行ってきました。
面会は2ヶ月に1回のペースにしています。
ご存知の方もいるかもしれませんが、親父は寝たきりで重度の認知症を患っており、退院の見込みはありません。
以前は月1回のペースで通っていたのですが、面会に行っても会話が成立しないどころか、いきなり怒り出すこともあり、正直なところ無力感を覚えるようになりました。
そこで少し距離を置こうと思い、2ヶ月に1回に変更した経緯があります。

前回、5月末の面会では珍しく調子が良く、久しぶりに会話らしきものが成立しました。
ただ、個人的には「たまたま調子が良かっただけだろう」と冷静に受け止めていました。

そして今回、母を連れて2ヶ月ぶりに面会へ。
案の定、いつも通りの無反応ぶりでした。
おじさんが部屋に入っても気づく様子はなく、声をかけてようやく一瞬だけこちらを認識したという感じです。
今回はいつにも増して無表情で、母が声をかけてもほとんど反応がありませんでした。
いつもは差し入れにプリンを持っていくのですが、今回は夏らしくアイス(ピノ)を用意しました。
最初は自分で食べようとしていたものの、手の震えがひどく、結局母が食べさせることに。
ただ不思議なもので、食べる時だけはしっかり口を開けて、最後まで完食していました。
そんな中、看護師さんが部屋に入ってきて「全部食べれたんだね」と声をかけると、親父は途端に笑顔になり「うん!」と答えたんです。
おじさんや母の声にはまったく反応しないのに、若い看護師さんには笑顔を見せる……。
正直、なんともいえないモヤモヤを感じてしまいました。
思わず「昔から若い女の人は大好きだもんね」と、少し嫌味っぽく言ってしまいましたが、家族には無愛想なくせに外面だけは良く、昔から若い女性が大好きというのは紛れもない事実です。
看護師さんが部屋を出ていくと、親父はまた元の無表情に戻り、何の反応も見せなくなりました。それを見て、今日はここまでかなと帰路につきました。
親父の記憶や感情がどこまで残っているのか、正直おじさんにはわかりません。
ただ、覚えていなくても、その瞬間だけは確かに笑っていた。
それだけで良しとするしかないのかもしれません。
次の面会も、きっと同じような気持ちを抱えながら、病院の扉を開けることになるのでしょう。
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