どうも、氷河期おじさんです。
昨日は70代の母を連れて、映画『マイケル』を見に行ってきました。
きっかけは少し前に見た『マンダロリアン&グローグー』です。

本編前の予告編で『マイケル』が流れ、マイケル・ジャクソンの音楽とダンスが大きなスクリーンに広がりました。
短い予告編でしたが、かなりの迫力でした。
おじさんも「これは気になるな」と思っていましたが、隣の母の反応はそれ以上でした。
映画が終わったあと「これ、見たいから連れて行ってほしい」と言われたのです。
母が自分から映画館に行きたいと言うのは珍しく、それならば連れて行くしかないと決めました。
『マイケル』は、マイケル・ジャクソンの人生と音楽、ダンス、そして成功の裏側を描いた音楽エンターテインメント映画です。
ジャクソン5時代から世界的スターになるまでの歩みが、名曲やステージパフォーマンスとともに描かれます。
単なるライブ映像ではなく、家族との関係や成功の裏にあった孤独まで踏み込んだ作品でした。
せっかくならと、今回はIMAXで鑑賞。
これは正解でした。ライブシーンの迫力が強く、映画館にいるよりマイケルのコンサート会場にいるような感覚です。
特に印象的だったのは、マイケル役のジャファー・ジャクソンです。
マイケルの甥という血縁の近さもありますが、それだけでは説明できません。
立ち姿、表情、手の動き、ダンスのキレ、ステージ上の存在感、どこを見てもマイケル本人に見えました。
熱心なファンではないおじさんでも「再現度がかなり高い」と感じられるほどの説得力です。
歌とダンスのシーンも圧巻でした。
名曲が次々と流れ、見ているだけで気分が高揚します。
「ああ、これ知ってる」という瞬間の積み重ねが、強い映画体験を生んでいました。
子供時代のマイケルを演じた子役も良く、圧倒的な才能を持ちながら家族の期待の中で育っていく姿には胸が詰まるものがありました。
特に重く感じたのは父親との関係です。
マイケルが大スターになる上で父親の存在は大きかったものの、その厳しさは演技とわかっていても胸が痛むほどでした。
才能を伸ばした存在であり、同時に苦しみを与えた存在でもある。その複雑さが映画の大きな軸になっていました。
まあ、正直おじさんは「毒親じゃん」と思っちゃいましたけど。
一方で気になる点もありました。
この映画はマイケルをかなり美しく描いており、音楽やダンス、エンターテイナーとしての偉大さを描く作品としてはそれで良い面もあります。
ですが疑惑関連などの影の部分にはほとんど踏み込んでおらず、「少し美化されすぎているのでは」と感じる人もいるかもしれません。
おじさんも、そこは少し引っかかりました。
それでも「マイケル・ジャクソンの音楽とパフォーマンスを映画館で楽しむ作品」として見れば、エンターテインメント性は十分高いです。
ファンでなくても楽しめる仕上がりだと思います。
正直に言うと、おじさんには少し刺激が強すぎました。
全編を通してマイケルの音楽が流れ続け、ライブシーンも多く、かなりエネルギーの強い作品です。
楽しい映画なのは間違いありませんが、この年齢になるとそのテンションを浴び続けるのは結構体力を使いますね。
しかし母の反応はまったく違いました。
映画が終わったあと、興奮した様子で「最後に拍手したかったけど、我慢した」と言っていました。
おじさんはそれを聞いて思わず笑ってしまいました。
映画館を出たあともずっとマイケルの話をしていて、たった一日ですっかりファンになってしまったようです。


おじさん自身は母の強い希望でこの映画を見に行きましたが、それだけ母が喜んでいたのは良かったと思います。
70代になっても、映画で心が動き、音楽に興奮し、新しく誰かのファンになる。それはなかなか良いことなのかもしれません。
影の部分の描き方には物足りなさもありますが、ライブシーンの迫力、名曲の力、ジャファー・ジャクソンの再現度、映画館ならではの没入感はかなり強いです。
マイケル・ジャクソンの熱心なファンはもちろん、昔なんとなく曲を聴いていた世代にも刺さる映画だと思います。
少なくとも、うちの母にはかなり刺さりました。
それだけでも、連れて行って良かったと思いました。
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