どうも、氷河期おじさんです。
ここ最近の札幌は、例年の2月とは少し違って、暖気の影響で雪融けがかなり進んでいます。
本来なら一年で一番寒い時期のはずなのに、その日は季節外れの陽気で、最高気温も7度近くまで上がっていました。
道路のあちこちには深い水たまりや、足をとられるシャーベット状の雪だまりができていて、「これは歩きにくいな」と誰もが感じるような状況でした。
そんな日のことです。

先週の土曜日は、母のデイサービスの日でした。
朝、おじさんは用事があって外出し、帰宅してから母を見送りました。
その後は家で仕事をしていたのですが、昼食にチキンラーメンを食べた後、抗えない眠気に襲われましてね。
少しだけ休むつもりで、ベッドで仮眠を取っていました。
すると、スマホの着信音で目が覚めたのです。
おじさんのところにかかってくる電話なんて、だいたい詐欺電話か営業電話です。
ですから、最初は「またか」と無視しそうになったのですが、画面を見ると発信先は「デイサービス」。
嫌な予感がして、すぐに電話に出ました。
デイサービスの職員の方からの言葉は、「お母さまが帰りの送迎バスに乗る際、外で転倒されました」というものでした。
雪が融けてシャーベット状になっていた場所に足を取られ、膝を打ったとのこと。
その説明を聞いている途中で、おじさんの頭にはもう「どこの病院に行けばいいか」という考えが浮かんでいました。
というのも、おじさんは以前に介護職をしていたことがあり、その場では大丈夫そうに見えても、後から痛みが出たり、実は骨折していたりするケースを何度も見てきたからです。
高齢者の転倒は、見た目以上にリスクをはらんでいます。
幸い、母本人は痛みを強く訴えておらず、歩くこともできているとのことでした。
施設で様子を見る提案もあったそうですが、本人が「大丈夫だから帰る」と言い張ったため、そのまま帰宅のバスに乗せたというお話でした。
職員さんは付き添いきれなかったことを非常に申し訳なさそうに謝罪され、自宅での様子見をお願いされました。
母はもともと右膝が悪く、外出時には杖が欠かせません。
それなのに、雪融けでできた大きな水たまりを「飛び越えようとして」足を取られたというのです。
正直、「何をやってるんだ」と脱力しましたが、本人にすれば靴を濡らしたくなかったのでしょうし、つい昔の感覚で動いてしまったのでしょう。
母が帰宅してすぐに膝を確認しましたが、少し赤みがある程度でした。
自宅の階段を自力で上ってこれたので、ひとまずは重大な怪我ではないと判断し、湿布を貼って一晩様子を見ることにしました。
本当ならこの記事も当日に書くつもりでしたが、今度はおじさんのほうが気圧や気温の変化で体調を崩してしまい、今日になってしまいました。
現在、母の膝は少しアザになった程度で、痛みも引いています。
大事に至らなかったのは、本当に運が良かったとしか言いようがありません。
昨日、水曜日のデイサービスでは、施設に着くなり看護師さんが膝の状態を確認してくださり、移動の際も職員さんが手厚く介助してくださったそうです。
驚いたのは、母が転倒した場所の雪を、職員さんたちが総出で除雪してくださっていたこと。
もう雪はひとかけらも残っていなかったと聞き、ありがたい反面、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
帰宅した母に「もう完全に要注意人物だな」「ブラックリスト入りだぞ」と軽くからかってみたのですが、本人もさすがに今回は反省していたようです。
今回の件で痛感したのは、冬の終わりは寒さそのものよりも、この「足元の悪さ」のほうがずっと怖いということです。
母の膝の状態は、これから先良くなることは難しいでしょう。
一歩間違えば骨折や入院につながり、そのまま寝たきりになるリスクだって常に隣り合わせです。
雪が融けて春が近づくと心も軽くなりますが、そんな時こそ「慎重すぎるくらいでちょうどいい」のだと、自分自身にも言い聞かせなければならないと思った出来事でした。
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