母のデイサービスの日に。クラシックコンサートと、帰宅後の回転寿司

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今日は週2回の母のデイサービスの日でした。
午前中にデイサービスの迎えが来た母を見送って、おじさんは午後からクラシックコンサートに行ってきました。

こう見えても(?)おじさん、20年来のクラシック音楽ファンなんですよね。

学生時代の音楽の成績は常に5段階評価の2、長調、短調、なにそれ?なおじさんです。
もちろん楽器演奏の経験も無いので楽譜も読めません。

こんなおじさんがなぜクラシック音楽のファンになったのかというと、まあ、30代に原因不明の呼吸器疾患をわずらい(後日原因は判明したのですが)、咳が止まらなくなり呼吸ができなくなって失神するということを何度か繰り返した時期があったんです。

その時のおじさんは、「ああ、俺このままだと死ぬかもな…」という漠然とした不安に駆られていました。

そんな時、ふとNHKのラジオで流れていたクラシック音楽を聴いて、なぜかもの凄く感動したんですよね。

それ以来クラシック音楽のファンになったのですが、2年前に母を引き取って同居する際に、住居スペースの問題で、自宅に保管してあった2000枚以上のクラシックのCDのほとんどを処分し、そこそこのお値段がしたオーディオ機器も手放してしまいました。

今は当時ほどの熱狂的なファンではなくなりましたが、Spotifyなどのサブスクでクラシックを聴き、たまにコンサートに行くくらいになって今日に至ります。

今日のコンサートの内容は以下のプログラムでした。

「三大ピアノ協奏曲の饗宴」というタイトルで

  • ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
  • チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
  • ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番

という曲目です。三大ピアノ協奏曲と言えばまず鉄板のプログラムですね。

おじさんは音楽については完全に素人なので、演奏についてどの部分が良かったとか専門的なことはわかりません。
あくまで自分の感覚で「良かった」「イマイチだった」みたいなフワッとした感想しか言えません。

そんなおじさんでも、今日のコンサートは「素晴らしかった」と思いました。

特に、最後のアンコールでおじさんの大好きなラフマニノフの「ヴォカリーズ」が演奏された時は、ちょっと泣きそうになっちゃいました。

そんな大満足のコンサートを終えて帰宅すると、母がデイサービスから戻ってきていました。

母がデイサービスの日は、おじさんが食事の支度をするのが我が家のルールなのですが、今日はおじさんもちょっと疲れていたので、夕食は母と一緒に「はま寿司」に行きました。

おじさんの自宅の近くにはスシローとはま寿司があるのですが、おじさんははま寿司の方が好みなんですよね。

テレビで見た方もいるかもしれませんが、今はま寿司でやっているフェアは「中トロ一貫100円」セールです。

母もおじさんもマグロ大好きなので注文してみましたが、脂も乗っていてチェーン店の中トロとしてはかなりの美味さで大満足でした。

音楽と寿司、そして母との何気ない時間。
考えてみれば、これが今のおじさんにとっての贅沢なんだなと思います。

CDもオーディオも手放しましたが、こうして時々生の音楽に触れて、帰宅後は母と美味しいものを食べる。
シンプルだけど、とても豊かな一日でした。

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この記事を書いた人

就職氷河期世代の50代おじさんライター。

高齢の両親のサポートをしながら在宅フリーランスとして活動中。

生成AI、資産運用、健康とメンタルヘルス、エンタメ等の情報発信をしています。

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